赤ちゃんがいても安心!初心者向け猫の飼い方と注意点まとめ


この記事のポイント!

猫と赤ちゃんが一緒に寝ている映像や写真を見たことはありませんか?
とても微笑ましくて一緒に暮らし、成長を見ていけたらとても幸せですよね。
しかし「赤ちゃんが安全に暮らせるかな?」「猫にストレスはない?」と不安に感じるパパママも多いはず。

我が家は先に猫を飼っていて、その後に赤ちゃんが生まれて最初は「猫と赤ちゃん、うまくやっていけるかな?」と不安でいっぱいでした。猫の性格や衛生面・安全対策など、心配事は山ほどありましたがちょっとした工夫を重ねていくうちに、赤ちゃんと猫は少しずつ距離を縮め、今ではお互いにかけがえのない存在になりました。実は、正しい環境作りとちょっとした注意点を守れば、猫と赤ちゃんは安全かつ楽しく暮らすことが出来ます。

この記事では、初心者の方でも安心して猫と赤ちゃんが一緒に暮らせるための注意点、そして我が家の実体験から失敗例や成功例を紹介します。これから猫を迎える方もすでに猫がいるご家庭も参考になれば嬉しいです。

目次

赤ちゃんと猫は一緒に暮らせる?

猫は環境の変化に敏感ですが、基本的には人間と暮らすことに適応できる動物です。
赤ちゃんがいる家庭でも、安全面・衛生面の配慮をしっかり行えば共存は十分可能です。
猫と暮らすことは赤ちゃんにとってメリットがあります。猫に限ったことではないですがペットとの触れ合いは情緒を安定させる効果があって、赤ちゃんの情操教育にもつながります。しかし猫も赤ちゃんも予測できない行動をとるので触れ合う時は、必ず大人がそばで見守ることが大切です。

猫が安心して暮らせる環境づくり

猫ファーストの記事なってすいません。まずは猫がストレスなく安心できる環境と整てあげましょう。
猫は環境の変化に敏感でいきなり赤ちゃんが家に来ると家の中がにぎやかになったり、今までない匂いでストレスを感じ猫が落ち着けなくなります。猫が安心でき、落ち着ける環境を用意してあげましょう。

猫のテリトリーを確保する

猫が落ち着ける場所といえば高いところや体がすっぽり隠れるところです。
1つ目の安心スペースは高いところについてです。
高いところは周りを見渡せて敵に見つかりにくいので安心できる場所になります。
我が家では3段ゲージやキャットタワー(テレビ台)を置いて赤ちゃんの手が届かない場所を作っています。
2つ目は体がすっぽり入る箱やカゴです。野生時代は敵から見つかりにくい狭く薄暗い場所を寝床にしていました。その名残で箱やカゴがあると入って寝心地を確認!気に入れば安心スペースに認定です。我が家ではキャットタワー(テレビ台)の下に隠れるスペースがあるのですが気にいらず、ソファーやベッドの下が安心スペースになったようです。

トイレの設置場所

トイレは安心スペースから離れて行うので敵に見つかるリスクがある危険な行為です。
しかし猫だって排泄中は落ち着いて用を足したいはず!というわけで誰にも邪魔されず静かな場所に設置してあげましょう。我が家では洗面所やデスクの下に置いています。このままでは簡単に赤ちゃんが触れてしまうので大人が近くにいないときは赤ちゃんはベビーサークルに入ってもらい近づけないようにしています。また排泄後は匂いも気になるのですが衛生面的にもこまめな掃除を心がけ、排泄物はオムツ用のゴミ箱に捨てて取り出せないようにしています。

猫と赤ちゃんの触れ合いで気をつけたいこと

続いては、猫と赤ちゃんの触れ合い方についてです。
冒頭にも書きましたが触れ合う時は必ず大人が近くにいて猫をフォローできるようにしたほうがいいです。万が一、ひっかかれたり噛まれた場合はすぐに病院に行って受診しましょう。
感染症のリスクを下げるためにも猫には定期的な健康診断とワクチン接種を行いましょう。

爪切りやブラッシングはこまめに行う!

猫はなかなかの頻度で爪とぎをしています。すると2ヶ月程度で鋭い爪の完成です。
2か月放置するとちょっとした触れ合いでもひっかき傷がついたりカーテンや布製品に爪が引っ掛かり
お互い危険な状態になってしまいます。猫が嫌がらなければ自宅で爪切りをするのがベストですが
我が家の猫は爪切りが苦手なので暴れてしまい、爪切りどころではありません。
爪切りは動物病院でしてもらえるので健康状態のチェックも兼ねてお願いしています。
爪切りの相場は500~1000円くらいが多い印象です。

次は猫のブラッシングについてです。ブラッシングは赤ちゃんと一緒に暮らす家庭では特に重要だと感じます。猫は季節の変わり目に大量の毛が抜けるため、放置すると部屋中に毛が舞い赤ちゃんの口や鼻に入りやすくなります。また、よだれで濡れた手のまま触れ合ってしまうとべったりと毛が手についてしまい、食べてしまうことも…アレルギーや誤飲のリスクを減らすためにも、定期的なブラッシングで抜け毛を取り除くことが大切です。我が家でも、赤ちゃんがハイハイを始めたころは特に毛が気になりました。そこで、毎日の習慣として猫のブラッシングを5分ほど行うようにしました。すると床に落ちる毛がぐっと減り掃除の負担も軽くなりますし、の毛並みもつやつやフカフカでいいことばかりでした!

初めてのスキンシップとその後関係

初めてのスキンシップの前に事前準備をしました。それは生まれた直後からになりますが、産院に入院中に赤ちゃんが使った肌着やガーゼを猫に嗅いでもらうことからです。そうすることでいきなり現れたやつではなく、この匂い知ってるぞ!という風に警戒心が少なくなり受け入れやすくなります。多頭飼いを始めるときも同様の方法をするので応用することができますよ!このように猫に匂いを嗅いでもらいながらだんだんと赤ちゃんに慣れていってもらいます。
我が家では、赤ちゃんが1才ごろからスキンシップをスタートさせました。まずは毎晩「おやすみタッチ」からスタートです。もちろん必ず親が付き添い、赤ちゃんが優しく手を伸ばして猫に触れるようサポートします。最初は短い時間でしたが、少しずつ猫も慣れてきて、いまでは体を撫でさせてくれるようになりました。赤ちゃんにとっては「猫=触れていい存在」と覚え、猫にとっても「赤ちゃん=怖くない存在」と理解するきっかけになったと思います。
ただし、スキンシップは必ずしも順調に進むわけではありません。
我が家でも、赤ちゃんが猫の体をたたいてしまったり、毛やしっぽを引っ張ってしまったことがありました。付き添っていても一瞬のことでやってしまうので、油断は禁物です。猫にとっては大きなストレスになるだけでなく、反射的に引っかいたり噛んだりする原因にもなります。その結果、赤ちゃんがケガをしてしまうリスクがあるので十分に注意が必要です。その他、我が家で実践したことをまとめました。

対 策 ポイント
👩‍👦 必ず大人が手を添える 赤ちゃんの手を包み込んで一緒に動かし、優しい触れ方を教える
⏳ 短時間で終わらせる 最初は数秒〜1分で終了、徐々に時間を延ばすとストレスが少ない
🐱 猫が嫌がったらすぐやめる しっぽを振る・耳を伏せるなどのサインが出たら即終了
🏅 成功体験を積み重ねる 落ち着いて触れ合えたら褒めたりご褒美を与え、良い経験にする

まとめ

赤ちゃんと猫が一緒に暮らすのは、最初は不安も多いですが、正しい環境作りと配慮で安心して共存できます。大切なのは、引っかきや噛みつきの事故を防ぐこと、衛生管理を徹底すること、そして猫のストレスを最小限にすることです。特に赤ちゃんの成長に合わせて行動範囲が広がる時期には、猫の逃げ場を確保したり、大人が必ず付き添うなどの工夫が欠かせません。小さな積み重ねが赤ちゃんと猫の信頼関係を育み、家族全員が心地よく暮らせる環境につながります。焦らずゆっくりと歩み寄りながら、赤ちゃんと猫の豊かな触れ合いを楽しみましょう。

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